氷姫アンデルセンの童話と詩3

童話活動の晩期、五十歳頃から晩年にかけて、アンデルセンは人生の暗いトンネルをぬけて、ふたたび明るさを取り戻す。
この第三巻には、この期の童話十四篇に八篇の詩を添えて収めた。
人生のあらゆる悲しみも喜びも味わってきた人の、全体験を打ち込んで書かれたこれらの作品は、子供で読み、大人になって読んでも、いよいよ味わいのつきせぬ滋味をもつ。
愛は遠ざかる。
それでも、ユジン、君がすべて…。
ジュンサンとユジンは異母兄弟だった! 残酷な事実をつきつけられた二人だが、それでもユジンは「ジュンサンしか愛せない」と自らの気持ちを貫こうとする。
一方、危険な状態であるにもかかわらず、ジュンサンは病院から姿を消して行方不明になってしまう。
そして、サンヒョクの父、キム・ジヌは、カン・ミヒを訪ねると、ジュンサンの本当の父親が誰なのかを激しく問い詰め…。
それぞれの運命が新たな方向へ転がりはじめていく。
借りた金は必ず返す、返すアテのない金は決して借りない。
そんな簡単なことなのに、気づいた時には借金地獄! 帝国金融に入りたての新人営業マン・灰原が見たものは、金が物言う本音の世界だった。
不渡り、夜逃げ、追い込み、差し押さえ…。
貸した金はあらゆる手を尽くしてキッチリ回収。
法を利用して、人を操り、金から金を生む、それが金融屋の世界。
帝国金融が金の怖さ、厳しさを、キッチリ教えます!スナック下心のママ・川田京子は、帝国金融に借金をしようとしたが、保証人をたてなければ貸せないと言われ、馴染みの客である公務員の清水を連れてくる。
軽い気持ちでサインをした清水だったが、川田はいきなり一回目の返済を滞納して逃げしてしまう。
灰原は、清水の勤め先へ取り立てに向かった。
手取り27万円で家のローンも抱える清水が、500万円を返済するハメに!?選挙資金に詰まって5千万円を借りた現職の市会議員、古井。
しかし、選挙に落選してしまい、借金返済のあてがなくなってしまう。
桑田と灰原は、古井の手形の裏面にサインをしていた甲守と猫田のところへ向かう。
手形が本物と証明するため、サインをしたつもりだった二人は、それが「手形の裏書」、つまり振出人が支払えなかったら、裏書人が支払う、ということを知らなかった。
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